男 3 人年末旅行 (岡山~鳥取~城崎) - 2 日目
2021 年 12 月 30 日から 2022 年 1 月 3 日にかけて、岡山~鳥取~城崎を家族旅行してきた記録。
2 日目 (岡山~香川~鳥取 )
多少寝不足気味。
互いのいびきや歯ぎしりに文句を言いながら起床。
昨夜の時点でライブカメラを確認してたけど、鳥取の山道はかなり雪が積もっていた。
スタッドレスではあるけどチェーン規制の可能性も考えられるので、相談の結果、当初の予定どおりチェーンをどこかで購入することに決定。
まずは朝食で腹ごしらえ。
朝の 6:30 だけどしっかりいただく。
このまま鳥取へ向けて北上してもいいのだけど、多少時間もあるので瀬戸内海を見に鷲羽山へ行くことに。
倉敷駅からはだいたい 1 時間弱なので余裕だろうと。
朝も早いからか車も少なく、スムーズに到着。
慣れ親しんだ海が太平洋なので、島が点在している瀬戸内海はまた違った雰囲気がいい。
冬の朝なので空気も澄んでいる。
僕「瀬戸大橋でかいな~」
弟「おう、そうやぞ」
※ 弟は山口に住んでたことがあるので見たことあるらしい。
父「これはすごいな!どうせなら渡ろや!」
僕「!?」
多少時間があるとはいえ、鳥取までの山道にどれだけ時間を取られるかわからない。
鳥取への途中にある 2 か所の温泉も入りたい。
それに、宿での夕食の時間もあるから瀬戸大橋を渡るという計画はまったく頭になかった。
という旨を説明してみたものの、弟も父の提案に乗ってしまったので多数決で渡ることに。
まぁ、さくっと行って帰ればいいか……
ということで瀬戸大橋を初めて運転。
車種はセダンなのだけど、風が強くて割と左右に持っていかれていくのでそこまでスピードは出せない。
軽とかバンで運転するのは少し怖いかもしれない。安全運転、安全運転。
途中、島へ降りるインターもあるものの、自家用車では通行できないところがほとんど。
1 つだけ誰でも降りれる島はあったけど、時間も無いのでスルー。
景色はきもちよかったので 3 人とも楽しんではいた。
香川も近くなってきたのでおやつ確保用のスーパーとチェーンを購入するためのカー用品店の検索を任せる。
ついでにガソリンもここで満タンにしておく。
ちょうどオートバックス近くにスーパーもあったので、パン・羊かん・チョコ・コーヒーなどを買い込む。
万が一の時のための非常食。
無事チェーンの在庫もあったので購入。
僕は食いしん坊なので「せっかく香川に来たから讃岐うどん」と提案してみたけど、昨日岡山のふるいちでぶっかけうどんを食べただろと却下される。
ちょっと車線を間違えて高速へ乗れず、脇道もないバイパスを通って 30 分くらい遠回りしながらなんとか瀬戸大橋へ戻る。
いい感じの陽気と朝早くからの行動で 2 人とも寝てしまったので 1 人寂しく岡山を北上。
香川~瀬戸内海~倉敷までははっきり晴れていて、チェーン買う必要あったか?と思っていた。
ただ総社に入り、山が見えてくると向こう側には怪しい暗雲が……
途中休憩に立ち寄ったサービス エリアでは雪がちらついてた。
駐車場ではチェーンを装着していた車も発見。
ナビ役が退屈だったのか弟が運転代われと言ってきたので交代。
対向車にはうっすらと雪がかかっている様子が見て取れる。
1 台だけ札幌でよく見る屋根に 30 cm くらいの雪を積んだ車もいた (危険なので運転前に雪は降ろしてほしい)。
途中、極端に進みが遅くなったと思ったらさっき見つけたチェーン装着車が走っている。
そういえばチェーン装着したら 30 km くらいしか出せなかったっけ……
片道 1 車線なのでゆっくりゆっくり進んでいく。
30 分ほど走り、目的の温泉地近くのインターでおりる。
完全に雪が積もった集落もありテンションがあがる!
道路にも雪は積もっており、歩くのは大変そうだがスタッドレスなら問題はなさそう。
最初の温泉、真賀温泉に到着!
目的は全国でも珍しい足元から源泉が湧きだす "足元湧出" という珍しいタイプの温泉なのだ!
また、日本一狭い混浴浴槽としても有名。
さすがに大晦日なら人も少ないだろうということで狙っていった (何人かいたけど)。
湯舟には竹筒があり、この竹筒を通して源泉が湧き出てくる。
温度はぬるめ、お湯もぬるぬるすべすべで気持ちいい。
父はぬるいお湯は好きじゃないようでものの 5 分で出ていったけど、僕は 30 分ほどゆっくりしていた。
風呂からあがり時間は 12 時。
香川で思わぬ時間を取ってしまったけど、出発自体が早かったのでまだ余裕はありそう。
ということでもうひとつの岡山の有名温泉 "砂湯" へ向かう。
真賀温泉からは車で 20 分程度。
この砂湯は露天風呂番付で西の横綱とされているそうな。
こちらも幕湯と同じく混浴。
公衆露天浴場なので無料だとか。
管理してくれている地元の方に感謝。
雪もドカドカ降ってきており、こんな時期に人は少ないだろうということで狙って ()。
スポーツ少年団のこどもたちとコーチ、みたいな先客が 10 人くらいいたけどね。
お湯に浸かってるといいんだけど、外へ出ると一気に体温が下がる。
特に足下が冷たくて冷たくて大変だった。
脱衣所の床もびしょびしょ、靴の置き場所も外なので雪がガンガン入ってくる。
着替えて車へ戻るまでに靴の中はびしょびしょに。
ほかの 2 人はこんな状態で露天風呂なんか入れるか、と近くの食堂でラーメン食べてた。
温泉入ったのになぜか凍えてしまったものの、気を取り直して鳥取へ向かう。
一瞬北海道へ戻ったのかと思ってしまうくらいの雪、雪、雪。
鳥取は砂丘があるから暖かい印象持ってたけど、普通に豪雪地帯ですね。
積もった雪で車道はぼこぼこになっており、轍も大きく、結構もっていかれたりしていた。
運転していた弟が「危ない!危ない!」と連呼していたので、途中ホームセンターで休憩をとることに。
除雪車が後ろを走っていたので、除雪してもらってから進もうという作戦。
目論見通り、車道をきれいに均してくれていったのでひと安心。
途中に道の駅を見つけたので、鳥取の名産品などを買い込む。
ここでメガネをシートに置きっぱなしにしたのがいけなかった……
旅先で現地の牛乳を飲むのが好きです。
無事宿に到着したので荷物を降ろして、チェックインへ向かおうとしたら後ろから父と弟の声が。
「メガネ!メガネ!!」
どこの師匠やねん…… と思いつつ振り返ると助手席でバラバラになった僕のメガネが。
どうも道の駅で助手席のシートにメガネを置いたまではいいけど、戻った時にメガネの存在を忘れててケツで粉砕してしまったようだ。
これで僕はもう運転できない。
ふたりからはブーイングが飛ぶが、三重~岡山~香川~岡山とほとんど僕が運転してたので後は彼らに任せよう。
気を取り直しチェックインを済ませて少し休憩。
部屋のすぐ外は雪だけど、そこまで寒くなかった。
1 時間ほどゴロゴロしてから夕食へ。
鳥取もカニが名物ではあるけど、城崎で食べる予定だったので別のコースに。
そばが特においしかった。
おひついっぱいにご飯が入っていたけど、おかずのボリュームがすごいので男 3 人をもってしても完食は断念。無念。
一休みしてから温泉へ。
ここの温泉もぬるすべで、気持ち熱めのお湯が疲れを癒してくれる。
温泉を堪能したらコインランドリーで洗濯、漫画も多少置いてあったので読みつつ夜は更けていく。